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家の快適さは気密性と断熱性の影響を受ける

家の快適さを決めるもの

家の快適さとして何を求めるのかには、個人の嗜好が反映されるものと、個人の嗜好に関係ない普遍的なものがあります。
個人の嗜好が反映された快適さの追求は、個々人の嗜好を把握できなければできませんが、普遍的な快適さについては比較的容易に求められるでしょう。

例えば、年間を通して快適な室温や湿度を保つことは、個人の嗜好に関係なく快適さにつながります。
普遍的な快適さの一つであると言え、間違いなく快適な家を構成するに足る要素です。

もちろん、快適な室温や湿度を保つことだけが、普遍的な快適さにつながる要素ではありません。
家の快適さに大きく影響するため、快適な家にとって重要な要素の一つであることは間違いないのです。

気密性と断熱性に優れた快適な家

家を快適にするために普遍的な要素の一つである、室温や湿度。
両者に特に影響するものは、建物の隙間を最小限に留め空気の出入りを抑制することです。
外部から入ってくる外気を介した、気圧の変化の影響による室温や湿度の変化を抑える気密性と、室内の熱が外気に影響を受けにくいように外気を遮る断熱性があります。

気密により、外気の流入による気圧の変化の影響を抑えることができれば、室温や湿度を保ちやすくなります。
また、断熱によって室内の熱が放熱されにくく、外気の影響を遮ることができれば、安定した室温を保ちやすくなるでしょう。

つまり気密性と断熱性が高い家は、室温と湿度を保つ点において優れており、快適な家であると言えるでしょう。


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