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家のコストパフォーマンスは長期的に考えるべき

家のコストパフォーマンスの考え方

家も居住と経年劣化に伴い、消耗する意味において消耗品的な側面を持つことは否定できません。
日用品のように消耗が激しい消耗品とは性質が異なるため、家のコストパフォーマンスは家の価格や品質のみで考えるべきではないはずです。

家のコストパフォーマンスを考える上で何が重要なのかと言えば、価格や品質のようにわかりやすい短期的なコストパフォーマンスだけではありません。
固定資産税や定期メンテナンスの費用、塩害や降雪への対応及び、対応の維持費用など、長期的なコストパフォーマンスについて想定する必要があります。

また、急な階段や段差があったり手摺りがなかったりすると、子どもが生まれたり加齢が進んだりした際にバリアフリー化しなければならないでしょう。
費用と手間がかさむので、これらも想定するべき要素と言えます。

長期的なスパンでのコストパフォーマンス

コストパフォーマンスについて長期的なスパンで考えた時、必ずしも低価格で高品質な家がコストパフォーマンスに優れた家であるとは言えません。
一方で、低価格で高品質な家と長期的なコストパフォーマンスに優れた家の両立ができないわけではないのです。

なぜなら低価格で高品質な家の多くは、長期的なコストパフォーマンスを損なうとは限らないためです。
家の規格化によって設備の設置スペースや間取りへの選択肢が狭まるため、自由度が低くなりやすいだけでしょう。

低価格で高品質な家の購入に際し、急な階段や段差がなく階段やトイレ、バスルームに手摺りを設置でき、メンテナンス性に問題がなく環境要因を考慮された設計なら、長期的なコストパフォーマンスも十分に優れています。


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